新型コロナウイルス ワクチン接種の訓練を実施しました
厚生労働省が公表している、2月下旬から始まる新型コロナウイルスワクチンの医療従事者への接種を前に、基本型接種施設※である当院では、2月12日(金)に大学体育館にて100名規模でのワクチン接種の訓練を行いました。この訓練では、医療従事者および地域住民への接種を想定しています。また、訓練を動画にまとめたものを連携病院や行政へ提供し、ワクチン接種の運用方法の構築にも寄与していきます。
※基本型接種施設とはディープフリーザーを設置する1,000人超の医療従事者に対して接種を実施することを予定としている施設
訓練の想定
本番接種と同様に1時間で50名の接種を想定。運用方法や所要時間、態勢に不備はないかなどを確認し、ワクチン到着次第、スムーズに接種を開始するための準備を行いました。
訓練の流れ
25名2グループの職員が30分ごとにスタートし、下記一連の接種運用の流れを行い、流れが停滞しないかなどを確認しました。また、接種後の状況確認ではアナフィラキシーショックの反応がでた方を想定して、ドクターカーを待機させた救急搬送訓練も行いました。
ワクチン接種運用の流れ
- 受 付:検温、身分証明書の確認、予診票記載の案内
- 予 診 票 確 認:記載項目の抜け漏れ、不備の確認など
- 予 診:医師による、接種を受けることが適当か否かの診察
- 接 種:ワクチン接種
- 接 種 済 証 交 付:接種したワクチンのワクチンシール貼付など
- 接種後の状況観察:アナフィラキシーショックなどを生じることがあるため15分経過観察
ワクチンについて
- 会 社:ファイザー社
- 供 給 量:未定
- 接種開始日:未定(ワクチン納入次第)