お知らせ

医療音声翻訳病院内臨床試験開始のお知らせ

臨床試験の背景

近年の訪日外国人の増加に伴い、病院を訪れる外国人患者さんが増加しており、多言語による会話の支援が課題となっています。病院では看護など医療者の両手が塞がる場合が多いため、端末に触れることなく、身に付けて利用できる音声翻訳端末への期待が大きいことが分かりました。

この臨床試験は、多言語音声翻訳の適用領域を広げるために、音道形状の工夫により小型無指向性マイクを用いる話者識別技術の開発と、雑音に強い発話検出技術の精度を向上し、小型でウェアラブル型のハンズフリー音声翻訳端末を医療現場での有効性を検証します。

臨床試験の期間

平成30年2月23日(金)~平成30年3月15日(木) 3週間

臨床試験の内容

外国人患者さんが来院された際に、職員が必要と判断し、患者さんの同意が得られた場合は、臨床試験に協力して頂きます。今回使用するウェアラブル型のハンズフリー音声翻訳端末は、医療者の両手が自由に使えるネームプレート型の機器です。臨床試験は、日本語、英語、中国語の3言語間で実施いたします。(図1)

関連リンク(本臨床研究に対するプレスリリース)