お知らせ

新年のごあいさつ

平成27年5月完成のA棟につづき、かねて建設中の新病棟(B棟)が完成いたしまして、新春に完全オープンの運びとなりました。これもひとえに皆様方の一方ならぬご協力の賜物と厚くお礼申し上げます。
新病棟(B棟)は、地下1階、地上8階の完全免震構造の建物に、周産期母子医療センター、女性病棟、こども病棟、回復期リハビリテーション病棟など451床の病棟と、外来や超音波センター、血液浄化センターなどが機能拡大して設置され、超急性期から回復期まで最先端医療を切れ目なく提供する基盤が整いました。さらに、地下1階に国際医療センターを新設しました。この施設は大学病院の医療国際化の拠点であり質の高い医療の提供を目指しています。
本院は現在、国際水準の医療の質提供と安全な医療を提供するための国際認証(JCI)受審の準備を進めております。国際認証(JCI)では常に改善をしながら患者さん本位の安全な医療を提供していることが求められます。藤田保健衛生大学病院開院時に創設者が掲げた“我ら、弱き人々への無限の同情心もて、片時も自己に驕ることなく医を行わん”という病院理念は、まさに、JCIの理念と一致しており、病院理念のもと患者さんのための世界基準の医療・福祉の提供をしてまいります。
B棟完成により国際基準の施設環境は整いました。今後も病院職員一丸となり、より安全で質が高く、患者さん本位の医療を提供し、地域医療に貢献してまいります。

藤田保健衛生大学病院
病院長 湯澤 由紀夫