藤田医科大学病院国際医療センター

臓器移植 20世紀の奇跡の医療と言われ、臓器不全に対する究極的治療法

東海・北陸地区の臓器提供、臓器移植の中心的施設で、
腎臓、膵臓、肝臓などの多臓器の移植を実施しており、
500例を超える症例の実績があります。

臓器移植について

臓器移植は20世紀の奇跡の医療と言われ、臓器不全に対する究極的治療法として臨床応用されてきました。また2010年の改正臓器移植法の実施により、わが国の脳死ドナー数も増加し、多くの命が救われています。 藤田医科大学病院は東海・北陸地区の臓器提供、臓器移植の中心的施設で、腎臓、膵臓、肝臓などの多臓器の移植を実施しており、500例を超える症例の実績があります。
現在まで、各診療科で個々に行ってきた臓器移植診療ですが、臓器の別を問わず移植医療には、術前の免疫学的診断、免疫抑制療法、生体ドナーの評価や安全性確保、倫理的問題など、多くの共通点があり一つの診療科で実施してゆくことは、患者さんの側からも多くのメリットがあります。臓器提供数が我が国最多でもある藤田医科大学病院では、将来的には全臓器を対象とした臓器移植センターを構築し、種々の臓器移植の集学的治療を実現することが患者さんの安全性の 確保や移植成績の向上につながると考えています。

臓器移植への取り組み

2012年4月に藤田医科大学病院移植支援室が開設され、また9月には医学部に臓器移植科が、わが国で先駆けて臓器移植に特化した診療科として開設されました。スタッフはわが国を代表する移植医であり、移植の臨床、研究経験の豊富な面々で構成されています。今後、わが国を代表する臓器移植センターを目指して発展させていきたいと思いますので、患者さんにおかれましては、移植に関すること、いつでも気軽にご相談ください。

教授プロフィール

剣持 敬(けんもち たかし)
氏 名
剣持 敬(けんもち たかし)
職 名
教授
専攻・専門分野
臓器移植科
学 位
医学博士(千葉大学)

経 歴

千葉大学医学部卒業。同大学の講師 を経て、国立病院機構千葉東病院臨床研究 センター長に就任する。2012年に藤田保健衛生大学医学部臓器移植科学教授,2016年に移植・再生医学講座教授に就任する。
2004年1月、日本初の生体膵臓移植(膵・腎同時移植)を実施。同年4月には日本で2例目の膵島移植も実施した。現在,国際膵・膵島移植学会理事,日本膵・膵島移植研究会会長,日本臓器保存生物医学会理事長,日本臨床腎移植学会副理事長,日本臓器移植ネットワーク理事等,移植関連の学会,団体の要職を務め,日本の移植医療に大きく貢献。臓器提供の橋渡し役としても奔走する。

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