令和3年度 第2回 医療安全に係る監査委員会

監査委員会

氏名

所属

選定理由

委員長

稲葉一人

中京大学法務総合教育研究機構 教授

法律に関する見識者

後藤克幸

CBCテレビ 論説室解説委員

メディアの医療安全に関する見識者

 

小浮正典

豊明市長

一般市民の代表者

 

堀口明彦

藤田医科大学ばんたね病院 病院長

医療に関する学識経験者

 

金田嘉清

藤田医科大学 保健衛生学部長

医療に関する学識経験者

 

第2回 医療安全に係る外部監査結果報告

藤田医科大学病院の医療安全に係る監査委員会規程に基づき実施したので、その結果について公表する。

1.実施日時

実施日時 2022年3月11日(金) 17:00~18:00
     ※オンライン開催

2.監査委員

委 員 長 稲葉一人(中京大学法務総合教育研究機構教授)
委  員 後藤克幸((株)CBCテレビ論説室解説委員)
委  員 小浮正典(豊明市長)
委  員 堀口明彦(藤田医科大学ばんたね病院 病院長) 
委  員 金田嘉清(藤田医科大学 保健衛生学部長) 

3.監査の方法

医療安全に係る内部統制等が機能しているか等、医療安全管理の取り組み状況等について、外部監査員による必要な是正措置を含む助言や指導を行う。

4.監査結果

組織と医療安全管理体制の説明の後、令和3年度の安全管理統計報告及び院内事例検討会等の実績を報告した。監査の結果及び意見は次のとおりである。

  • QI活動について、異業種交流を行うことで双方の業務が改善されるので機会があればぜひともお願いしたい。また、愛知県内では間違いなくメーカーがQI活動が進んでいると認識している。
  • 警鐘事例の再発防止策について、時間外外来の処置室で緊急の手術をした際にも、手術室での手術と同じクオリティーで行うよう、手術前後での使用物品の一致確認や再タイムアウトを行うことを徹底するよう改善したことは、再発防止策として素晴らしいことである。
  • 今の日本の倫理コンサルテーションは医療者を支えるものとなっているため、最終的には患者やその家族を支えるものにしていく必要がある。また、地域との関連では、地域の方々とより議論を深めていくと良いと考える。
  • 高難度新規医療技術、未承認新規医薬品、適応外使用のようなリスクが想定される事柄について、担当部署を設置して対応していることは良いことである。その中で、患者や家族に対して通常の医療よりもICの精緻さや理解度が求められる行為であることは認識すべきである。