訪日外国人の増加に伴い、病院を受診する外国人患者も年々増加しています。また、愛知県内の様々な産業で働く在住外国人の数も少なくありません。当院では、外国人の患者さんに対しても、安心・安全な医療を提供するための体制を整えています。
多言語での情報提供
Webサイトや院内表示の多言語対応
当院のWebサイトは日本語に加え英語版・中国語版・ポルトガル語版を提供しています。また、院内の案内表記は、日本語・英語・中国語・ポルトガル語を並記。一部の問診票は、外国語対応しています。
通訳体制
ブラジル人の方の居住が多い地域性を踏まえ、当院ではポルトガル語・スペイン語の専属通訳者を配置。受付ではポルトガル語を話すボランティアが、問診票の記入や各診療科への案内などを行っています。
WEB対面通訳の導入
院内では、コニカミノルタ株式会社が提供する医療通訳&機械通訳「MELON」を導入。タブレットを利用したWEB対面通訳、音声通訳を利用して、医療従事者と患者さんとのコミュニケーションを円滑にします。英語、中国語、ポルトガル語はもちろん、タイ語やベトナム語なども含む20カ国語に対応しています。
‣ サービス詳細(提供元Webサイトへ)
あいち医療通訳システム
当院は、愛知県が提供する「あいち医療通訳システム」の参加病院です。患者さんはこのシステムを通じて通訳派遣を依頼することが可能です。当院ではこのほか、市の国際交流協会や名古屋国際センター、豊明市市民協働課等とも連携し、情報提供に取り組んでいます。
‣ あいち医療通訳システム推進協議会
国際認証の取得
さまざまな第三者機関が行う認証は、外国人患者さんが受診しやすい病院を表すとともに、国際基準の医療の質を担保するものでもあります。当院は外国人患者の受け入れに関するさまざまな外部認証を取得しています。
JMIP(外国人患者受入れ医療機関認証制度)
JMIPは、外国人の方々が安心・安全に医療サービスを享受できる体制が整備されているかを「受入れ対応」「患者サービス」「医療提供の運営」「組織体制と管理」「改善に向けた取り組み」の5つの観点から評価する認証制度です。現在全国で73病院が認証を取得しています。(2023年2月現在)
外国人患者受入れの拠点病院
厚生労働省 平成26年度補助金事業『医療機関における外国人患者受入れ環境整備事業』において平成26年12月18日付で拠点病院に選定されました。医療通訳等の配置により、地域における外国人患者受入れ拠点となる病院として認定されたものです。
ジャパン インターナショナル ホスピタルズ
一般社団法人Medical Excellnce JAPAN(MEJ)より渡航受診者を受入れる医療機関として、診断・治療等の内容と実績を評価され、『ジャパン インターナショナル ホスピタルズ』として推奨される病院の一つに選ばれました。
新型コロナウイルス感染症に関する外国語書類・ポスター
日本語・英語・中国語・ポルトガル語一式
お問い合わせ
藤田医科大学病院 事務部 企画広報室 国際医療福祉課
TEL:0562-93-9719
mail:int-med@fujita-hu.ac.jp