病院長ご挨拶

藤田医科大学病院  病院長 今泉 和良

2025年4月1日より白木良一先生の後任として藤田医科大学病院 病院長を拝命いたしました今泉和良と申します。専門分野は呼吸器内科で、肺がんや間質性肺炎など難治性呼吸器疾患の診療に従事しております。病院長職は、身に余る重責でありますが、皆様のご期待に添えるよう、藤田医科大学病院をさらに素晴らしい病院にするために全力を尽くす所存です。
藤田医科大学病院は42の診療科と国内最多の病床数1,376床を有し、特定機能病院として高度医療を提供する使命があります。一昨年5月には開院50周年を迎え、先進医療・独創的研究・医療の国際化をさらに推進すべく努力を重ねています。また、当院は地域医療の基幹病院、医学教育機関としての役割も担っており、地域医療への貢献のための救急医療、病診連携機能の充実、そして良き医療人の輩出も大きな使命であります。当院は高度救命救急センター、基幹災害拠点病院に指定されておりますが、一層、救急医療体制を強化し、大きな自然災害など有事の際に医療救護活動の要となる役割を果たすべく、昨年2月よりドクターヘリの運航も開始しました。さらに、大規模災害時にも通常医療を維持できるよう、太陽光発電等のインフラ整備を含めた「病院強靱化」にも取り組んでいます。
また、当院はアジア屈指のがん治療拠点を目指して様々な取り組みを続けています。ロボット支援手術は当院が我が国をリードしてきた分野の一つで、現在も本邦トップレベルの症例と指導体制が整っています。がんゲノム医療、個別化医療の分野では2023年9月に開設したがんゲノム診療科を中心に、さらなる進展を目指します。また、昨年5月に稼働した国内初の「セラノスティクスセンター」では、放射性医薬品による診断・治療・開発を一元化することで、より迅速で的確ながん診療が可能となっています。
さらに新たな取り組みとしてAI技術の活用による診断や医療補助業務の推進など医療DXを実装したスマートホスピタル構想を推進しています。医療の質と患者さんの利便性を向上させ、広域病診連携の拡充、医療現場の作業軽減、感染症対策など、社会の課題解決に寄与したいと考えています。
藤田がこれまで培ってきた「やさしさの医療」と、安全で質の高い先進的医療をさらに一歩前に進めるために職員一丸となり、懸命に努めてまいります。

今泉 和良(いまいずみ かずよし)

<学歴及び職歴>
1985年3月  名古屋大学医学部 卒業
1985年4月  東海市民病院 研修医
1988年4月  名鉄病院呼吸器内科 医員
1994年4月  名古屋大学医学部附属病院第一内科 医員
2006年1月  名古屋大学医学部呼吸器内科学 講師
2009年7月  名古屋大学医学部呼吸器内科 准教授
2011年9月  藤田保健衛生大学医学部呼吸器内科学 講座教授
2016年4月  藤田保健衛生大学病院 副院長
2025年4月  藤田医科大学病院 病院長
※2018年10月10日より藤田医科大学へ名称変更