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センター内容
主な対象疾患
パーキンソン病
センター紹介
パーキンソン病治療の第一歩は正しい診断から始まります。当センターでは、経験豊富な医師による診察に加え、放射線科をはじめ複数の診療科と連携し、当院の有する最新の検査機器を用いて正確な鑑別診断に務めます。またパーキンソン病の治療は運動症状から非運動症状まで多岐に渡ります。当院における関連診療科が連携し、それぞれの病態に対して現在用いることができる最善の治療法を提供していきます。
センターの特徴
- 地域や関連診療科と一体化しつつ最新で最善の医療を提供して笑顔を増やします
一人一人が持っていらっしゃる極めて多様な課題に適切に対応するために、専門家による診察とともに、地域や診療科の垣根を越えて最適な治療を問題毎に提供できる体制を整備して診療を展開しています。 - 豊かで実りある人生に貢献します
1を通じて、生活の質に密接にかかわる移動する力の維持、日常生活活動の維持、情緒面の安定、社会的支えの充実、良好なコミュニケーション、身体的な不快の少なさ(痛みがないなど)などをバランス良く整えていきます。 - 明るく希望に満ちた未来作りに貢献します
根本的な治療法の開発ならびに画期的な早期診断方法開発へ向け、複数の研究を精力的に進め、日本国内および国際共同の研究や治験も積極的に関わり、皆様の将来の希望に繋がるように努力していきます。
診療体制
当センターにご依頼をいただいた場合、まずパーキンソン病を数多く診療している脳神経内科医が診させていただきます。その際に診断、治療、治験参加、研究参加など、患者さんの御希望を伺い、診察もさせて頂く事で、最適な方法を提案いたします。治療であれば、内服の変更や調整、デバイス治療の提案、最適なリハビリテーションの提供、姿勢異常に対する注射療法など、各人のニーズに併せ、チームで対応させていただきます。
高度な医療
最新のMRI、セラノスティクスセンターと連携したドパミン・セロトニン・ノルアドレナリン、アミロイドやタウを可視化する脳機能画像、各種自律神経検査や高次脳機能検査を組み合わせて適切な診断に務めます。必要に応じて入院の上でL-ドパの血中濃度を確認しながら治療法を考えていきます。体組成評価に基づく栄養指導を行うとともに、必要に応じて嚥下CTを用いた仔細な嚥下評価も行っています。高度なウェアリングオフやジスキネジア(運動合併症)に対しては、レボドパ・カルビドパ皮下注療法、消化器内科と連携してレボドパカルビドパ経腸療法 (LCIG) を行っています。精神症状については精神科とも連携して病態に応じた治療を展開しています。痛みに対しては、麻酔科と連携して脊髄刺激療法も行っています。さらに、当院のリハビリテーション科と連携して病態に応じたリハビリテーションも展開しています。