病棟の場所 | A棟9階 | 外来の場所 | - |
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センター内容
主な対象疾患
虚血性心疾患:狭心症、心筋梗塞など
不整脈:心房細動、心室性不整脈、房室ブロックなど
弁膜症:僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁閉鎖不全症、大動脈弁狭窄症、三尖弁閉鎖不全症など
大動脈疾患:真性大動脈瘤、解離性大動脈瘤、感染性大動脈瘤など
心不全:拡張型心筋症、肥大型心筋症、二次性の心筋症など
センター紹介
心臓血管疾患の領域においても、他の領域と同様に低侵襲な(負担の少ない)新しい治療を受けられる方が増えてきています。また、この低侵襲治療は、循環器内科・心臓血管外科が合体したいわゆるハートチームで行うようになってきています。こういった背景の中、2017年8月に当院で心臓血管センターが開設されました。患者さんの病棟管理を一体化して、一つのフロアー・一つのユニットで行うこととしました。これにより、内科と外科の距離は縮まり、患者さんも病棟を変わることなく治療を受けられることになりました。また、ハイブリット手術室(カテーテル治療も外科治療も同時に行える手術室)も稼働しており、ハートチーム合同で行う低侵襲手術もスムーズに行うことができるようになっております。
センターの特徴
- ハートチームによる治療
大動脈弁狭窄症に対するTAVI、僧帽弁閉鎖不全症に対するMitraClip、心房細動例におけるWATCHMANによる左心耳閉鎖など、カテーテルを用いた低侵襲な治療を、循環器内科と心臓血管外科によるハートチームで共同して行っています。 - 病棟管理の一体化
循環器内科病棟と心臓血管外科病棟を一体化して内科と外科の交流を良くして一体感を持つことができ、さらに手術等で転科する際も病棟移動が必要なくなるなどのメリットがあります。 - 先進医療の実践
上記の低侵襲な心臓のカテーテル治療のみならず、大動脈瘤に対するステントグラフト治療、さらにダビンチロボットによる低侵襲弁膜症手術、重症心不全に対する植え込み型左室補助人工心臓(LVAD)などの治療も行うことができます。
診療体制
患者さんの窓口は、循環器内科外来もしくは心臓血管外科外来です(緊急症例の場合は、当院のERに受診したり搬送されたりします)。疾患によっては各科で対応することもありますが、適応が難しい症例や低侵襲治療の可能性がある症例は内科外科合同カンファレンスを行って、最も適した治療法を決定します。主にハイブリッド手術室で行われるTAVI、MitraClip、WATCHMANによる左心耳閉鎖などはハートチームで共同して行っています。その他の治療に関しては、通常の手術室、心臓カテーテル室、ハイブリッド手術室において各科で行っております。各科で治療を行う場合でも、リスクの高い患者さんの場合には協力して治療を行い、さらに心臓血管センター、ICU、CCUの患者さんの治療法の話し合いもします。
高度な医療
大動脈弁狭窄症に対するTAVI、僧帽弁閉鎖不全症に対するMitraClip、心房細動例におけるWATCHMANによる左心耳閉鎖、大動脈瘤に対するステントグラフト治療、ダビンチロボットによる低侵襲弁膜症手術、重症心不全に対する植え込み型左室補助人工心臓(LVAD)などの治療などを行っております。
設備等
心臓血管センター
A棟-9N、9S病棟
合計:86床
心臓リハビリ室
ハイブリッド手術室 SIEMENS Artis zee®Biplane Angiographic System
ハートチームカンファ