口唇口蓋裂センター

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センター内容

主な対象疾患

口唇口蓋裂
鼻咽腔閉鎖機能不全症

センター紹介

藤田医科大学病院では、1992年に口唇口蓋裂センターを立ち上げ、口唇口蓋裂等の先天性疾患への総合診療を行っています。口唇口蓋裂の治療では、それぞれ専門的な知識・技術が必要であり、当センターは、形成外科、小児歯科・矯正歯科、口腔外科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、小児科、臨床遺伝科からなっており、協力しながらチーム医療を行っています。

センターの2つの特徴

  1. 集学的一貫した総合診療
    定期的な合同カンファレンスを行い、情報共有や治療方針の決定を行っています。
  2. 患者さんに寄り添った長期的なフォロー
    口唇口蓋裂は出生直後の哺乳指導から始まり、治療期間は成人に至るまでの長期的なフォローを必要とします。

診療体制

藤田医科大学病院では、チーム医療を行うことにより、早期発見、検査、診断、治療という流れを円滑に進めていくことができます。形成外科が唇裂および成長終了時の口唇外鼻形成を、小児・矯正歯科が哺乳指導と咬合管理を、口腔外科が口蓋裂や顎裂の外科治療を、耳鼻咽喉科が滲出性中耳炎と鼻咽腔閉鎖不全を、リハビリテーション科が言語訓練をそれぞれ分担して行っています。
合同カンファランスを二ヶ月に一度行い、患者の共有や治療方針の決定などをチームで検討しています。

高度な医療

口唇口蓋裂児の顎発育と構音との両立を目指し、口唇形成術と口蓋形成術を2回に分けて行っています。
生後3ヶ月までに口唇形成術を行い、1歳半を目安に口蓋1次手術(軟口蓋閉鎖)、3-4歳の間にリハビリテーション科にて言語訓練を開始します。構音障害のない患児には口蓋2次手術(硬口蓋閉鎖)を行い、構音障害のある患児には評価の上、必要に応じて咽頭弁形成術や咽頭後壁への肋軟骨移植術等を行ったり、必要な矯正歯科治療を円滑に進めるために、犬歯が萌出する時期に顎裂部への骨移植術を行います。
また、高校入学後、顔貌と歯の噛み合わせ改善に対して、顎矯正手術を行っている症例もあります。