臨床腫瘍科

臨床腫瘍科は2012年11月に新設されました。現在日本において2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで亡くなるといわれています。多くのがん患者さんが薬物療法などの内科的治療の対象となります。近年、いろいろな臓器の薬物療法を専門とする腫瘍内科の重要性が認識されています。臨床腫瘍科は腫瘍内科医として皆さんのがん治療に携わります。
 
臨床腫瘍科は、がんの内科的治療の専門家として、いろいろな臓器のがんの患者さまの治療を行うばかりでなく、各専門科とカンファレンス(キャンサーボード)を行い、放射線治療、手術を併用した治療を含めて、それぞれの患者さんに最適な治療を提供します。また、看護師・薬剤師と密に連携し、患者さん中心のチーム診療を実践し、皆さまに安全に安心して薬物療法を受けていただくための取り組みを維持・推進します。そしてこの患者さん中心のチーム診療を通して腫瘍内科医の教育を行います。

スタッフ紹介

教授
  • 河田 健司
准教授
  • 澤木 明
講師
  • 島田 貴信

教授紹介

  • がん薬物療法の適切な実践を行います

    河田 健司

    教授

    Kenji Kawada

    河田 健司

    専門・実績

    がん薬物療法専門医および指導医

    アピールポイント

    臨床腫瘍科は「がん薬物療法の適切な実践」を行います。がん薬物療法の適切な実践とは、それぞれの臓器がんの特性とエビデンスに基づき、臓器障害や合併症に適切に対処し、最善の薬物療法を行うことです。それはどの臓器がんにも当てはまる見方・考え方であり、いろいろな臓器がんの断片的な知識や経験の寄せ集めとは異なるものです。この臓器横断的な視点を体系化したものが、これからの医療にとって必要とされる「がん薬物療法学」であると考えています。

患者さんへのお知らせとお願い

臨床腫瘍科では、全てのがん(血液・小児腫瘍を除く)の患者さまを対象に薬物療法、支持療法を行なっています。他の病院で治療をされている患者さんも、がん薬物療法を専門とする腫瘍内科医の治療を受けていただくことができます。治療には過去の診断や治療経過が大変役に立つので、かかりつけの先生に相談し、情報提供(紹介状)をお願いしてください。病診連携システムの初診予約により、短い待ち時間でスムーズに受診していただくことが可能です。地域連携室に御相談ください。

本科で診療実績のある主な疾患例

臨床腫瘍科は頭頸部がん、甲状腺がん、肉腫、原発不明がん、消化管間葉系腫瘍(GIST)、稀な腫瘍、消化器腫瘍、泌尿器腫瘍などの領域のがん薬物療法を行っています。