感染症科

病棟の場所 - 外来の場所 外来棟2階 内科外来
Webサイト 感染症科Webサイト

診療内容

主な対象疾患

感染症全般、ワクチンの接種

目標・基本理念・基本方針

目標

患者さんに寄り添いながら、チームで診断と治療にあたることでアウトカムの改善を目指します。
 

基本理念

人口の高齢化、医療の高度化などに伴い、さまざまな感染症に適切に対応することが必要になっています。また、新型コロナウイルスの流行で明らかになったように、新たに出現する感染症に迅速に対応することも重要です。当科は、感染症あるいは感染症の発症が疑われる患者さんの診断と治療に当たることでアウトカムを改善することを基本理念としています。
 

基本方針

感染症対策に資する各種研究の推進、次世代の感染症専門医の育成にも注力しています。

診療科の特色

当科は入院中に感染症が疑われる患者さんの診断評価や感染症を診断されている患者さんの治療支援を主な業務としています。独自の病床は持たず、主科チームと連携しながら副科として感染症の診療にあたることで、早期治癒、早期退院に貢献することを目指します。現在は常時20名程度の入院患者を併診し、不明熱の精査、術後感染症の管理、抗菌薬の選定、退院に向けた治療計画の策定など、感染症に関連する様々な領域で支援をしています。外来業務としては現在ワクチン外来を毎週火曜日に行なっています。これに加え、抗菌薬適正使用支援チーム(AST) の活動を通じ、全病院的に薬剤耐性菌の増加や抗菌薬による副作用を防ぎつつ効果的に感染症を治療する取り組みも行っています。また、現在新型コロナウイルス感染症への対策が大きな課題となっていますが、当科は当院での患者対応、各診療科の支援、感染予防策の指導、臨床研究、医師主導治験などを通じ、本学での新型コロナウイルス対応の中心的な役割を担っています。

得意とする治療・高度な医療・特徴的な医療

不明熱の精査、術後感染症の管理、抗菌薬の選定、退院に向けた治療計画の策定、ワクチン接種など、感染症に関するあらゆるニーズに応えます。

診療実績(2023年度)

項目 件数
診療コンサルト件数(往診) 758
ワクチン外来件数 265
梅毒診療件数 19
抗菌薬適正使用における症例検討数(2023/4/1-2024/3/31) 178