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センター紹介
当センターでは、地域の病院やクリニックからの依頼を受け、内視鏡検査や手術などにより採取された組織検体をもとに、良性・悪性の判定、治療方法の選択や予後の判断に関わる情報を提供する病理診断業務を担います。地域の医療機関の臨床医と当センターの病理医の協力により、大学病院が患者診断時から医療を支援する体制を構築し、地域医療の連携強化に貢献します。
センターの特徴
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複数の病理医による病理診断
専門医の複数人体制で病理診断を行い、大学病院設置基準の病理診断結果を地域の医療機関に提供します。 -
地域医療機関の臨床医との連携
臨床医と病理医が症状や経過などの情報を共有し、地域医療機関の担当医・主治医が当センターの病理医に問い合わせることで、より正確で精度の高い病理診断を提供します。 -
連携病院間専用システムによる診断効率化
専用システム上で病理診断報告を行い、迅速な結果報告を目指します。
高度な医療・設備等
従来の病理診断ではガラススライドを使用・保管していましたが、当センターでは組織標本を高解像度のデジタル画像(バーチャルスライド)として診断に利用します。組織標本全体の画像情報が精密にデジタル化されるため、専用システムを用いて高精度な遠隔診断が可能となります。この技術を利用し、診断報告の迅速化やコンサルトシステムの充実により、さらに質の高い連携病理診断を目指しています。
2024年度実績
項目 | 件数 |
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病理組織診断 | 7,113 |
免疫染色・特殊染色 | 1,071 |