放射線科

トピックス

藤田学園50周年記念事業の一環として、2012年9月16日に低侵襲画像診断・治療センターがオープンしました。
地下1階:放射線治療、1階:核医学、2階:MRI、3階:ハイブリッド手術(血管造影)、4階:CT、5階:透視とモダリィティ別に分かれています。各フロアに最新鋭の機器が導入されました。高精度定位放射線治療および強度変調放射線治療装置、密封放射線治療装置(地下1階)により、がん病巣に絞った詳細な治療が可能になりました。
PET/CT装置(1階)は新たに高解像度PET/CTを導入し、2台となりました。がんの再発診断に威力を発揮します。超高磁場(3テスラ)MRI装置(2階)は3台導入し、超急性期脳梗塞のすばやい検査に威力を発揮します。ハイブリッド手術フロア(3階)にある5台の各臓器の検査に対応した血管造影装置は心臓、大動脈、脳など高度の血管内治療に威力を発揮します。CTフロア(4階)には本学放射線科が中心となり産学共同開発した320列面検出器CTが3台あります。世界最速0.275秒/回転、1度に16cmの範囲をスキャンすることができます。脳、心臓全体などの”4次元(3次元の広がり+時間)”の詳細な情報を得ることができます。新たに世界初の超高精細CTが1台導入されました。微細な血管、肺、骨構造の描出が可能となりました。X線透視フロアにはフラットパネル搭載型透視装置4台があり、詳細な消化管検査が可能です。今後は地域の医師会の先生方にもぜひ有効利用していただくために、より迅速な検査予約と結果報告システムの充実を行っています。 

スタッフ紹介

教授
  • 外山 宏
  • 加藤 良一
  • 小林 茂樹(医療科学部 兼務)
講師
  • 菊川 薫
  • 村山 和宏
  • 服部 秀計
  • 乾 好貴
  • 花岡 良太
  • 赤松 北斗
  • 太田 誠一朗
助教
  • 植田 高弘
  • 柴田 雅子
  • 松清 亮
  • 永田 紘之
  • 渡邉 あゆみ
  • 重村 知香
  • 松山 貴裕
  • 小濱 祐樹
  • 野村 昌彦
  • 花村 智武
助手
  • 牛嶋 優美

教授紹介

  • 外山 宏

    教授

    Hiroshi Toyama

    外山 宏

    専門・実績

    専門分野 放射線医学、核医学
    資格関係 日本医学放射線学会診断専門医、日本医学放射線学会研修指導者、
    日本核医学会専門医、日本核医学会PET核医学認定医、
    学会関係 日本医学放射線学会代議員・広報委員、日本核医学会理事・将来計画・経営戦略委員会委員長、
    日本核医学交流委員長、日本脳神経核医学研究会運営副委員長、
    国立長寿医療センター研究所長寿脳科学研究部客員研究員、上海健康医学院客員教授

    アピールポイント

    放射線部長として、画像診断・核医学部門を統括しています。専門は核医学全般、特に脳神経核医学・分子イメージングです。脳血管障害、認知症など変性疾患の精度の高い診断、治療効果のための脳血流、受容体など機能画像診断法の開発、多施設共同で小動物のポジトロンCT(PET)を使った基礎的な研究を行っています。PET/CTによるがんの広がりや再発診断、バセドウ病、甲状腺癌再発予防、骨転移除痛治療などアイソトープ治療も行っています。対外的には、日中核医学交流委員長として日本と中国の核医学の教育研究・診療の支援・他施設共同研究を推進しています。
  • IVR一筋

    加藤 良一

    教授

    Ryoichi Kato

    加藤 良一

    専門・実績

    専門分野 Interventional Radiology(IVR)、腹部画像診断
    資格関係 放射線診断専門医、IVR専門医、日本医学放射線学会研修指導者、臨床研修指導医、腹部ステントグラフト指導医、検診マンモグラフィ読影認定評価A
    学会関係 日本インターベンショナルラジオロジー学会代議員・防護委員、愛知県放射線科医会常任理事

    アピールポイント

    画像診断技術を応用した治療法であるInterventional Radiology(IVR)全般および腹部領域の画像診断を行っています。 当大学で開発したCT透視を用いた肺生検に関する研究で1995年北米放射線学会Certificate of Merit Citation受賞
  • 小林 茂樹

    教授

    Sigeki Kobayashi

    小林 茂樹

    専門・実績

    専門分野 泌尿生殖器、乳腺領域のMR診断、腫瘍PET診断
    資格関係 放射線診断専門医、日本核医学会核医学専門医、PET核医学認定医、臨床研修指導医講習会終了、
    検診マンモグラフィ読影認定医、日本消化器がん検診学会認定医、日本磁気共鳴医学会代議員、
    日本乳癌学会評議員、日本乳癌検診学会評議員

    アピールポイント

    平成29年4月より、医療科学部放射線学科教授に就任し、放射線安全管理学領域長として学生の教育、研究に従事しています。同時に、大学病院放射線科として18F-FDG PET/CTの読影や産婦人科症例検討会への参加など、診療業務を兼務しています。もともとは放射線診断医で、泌尿生殖器や乳腺領域のMR診断、PET/CTによる腫瘍診断に関する読影を専らとし、前任の三重大学医学部附属病院では産婦人科、泌尿器科、乳腺外科との症例検討会を行い、最近の5年程は、18F-FDG PET/CTを用いたがん検診も担当していました。ここ10年ほどの画像診断機器の進歩はめざましく、スループットの大幅な向上により、短時間で大量のデータが発生します。臨床における画像診断のニーズも増加の一途をたどっています。放射線科医は全国で不足しており、当大学病院においても例外ではありません。当院放射線科の先生方は優しく親切な先生ばかりで、今後も医療科学部の業務と平行して画像診断に関わっていきます。現在、医師を目指して勉学に励んでいる医学生の皆さんや、今後の進路を検討しておられる先生方には、私たちと一緒に診療業務や研究活動に加わっていただけたらと考えています。

基本方針・目標

基本方針
  1. 常に正確な手技・診断を心がける。
  2. 患者さんへの侵襲・被ばくを最小にするように心がける。
  3. 臨床医の妥当な要求には可能な限り応える。
  4. Co-medical staffとの連携を重視し、チーム医療を行う。
  5. 常に合理的な業務を目指し改善を行う。
目標 各種放射線検査・治療に関する正確な知識・技能に基づき、患者の健康と医学の進歩に寄与する。

本科で診療実績のある主な疾患例

脳、頭頸部、心臓、肺、腎・泌尿器、肝臓、胆嚢、膵臓、消化管、婦人科臓器、骨・軟部組織など全身臓器の器質的・機能的な変化を有する病気が対象となります。具体的には悪性腫瘍、良性の腫瘍性病変や炎症性疾患、認知症などの広がりや重症度の診断や治療を行っています。