手術・中央材料部

当院の特色である先進・低侵襲手術を推進しながら、多くの方の治療に貢献できるよう手術及び機器の運営・管理を行なっています。

中央部門としての手術材料部の目標は、手術件数の更なる増加と医療安全の充実です。手術件数の増加には、手術枠委員会での手術枠調整と院長枠の拡充が寄与しています。また、医療安全に関しては、2021年に更新したJCI認証指定施設として、多職種による領域横断的な見地からシステム・エラーの根絶に対するアプローチが為されてきています。

特定機能病院である当院では、日本でも有数の手術件数を誇り、その術式も多岐にわたっています。
ロボット支援手術を積極的に取り入れており、2022年度より内視鏡手術支援ロボットのダビンチSPを１台導入した他、ダビンチXi　を３台、国産手術支援ロボット「hinotori™」 を１台、人工関節置換術支援ロボット「ROSA」　を１台保有しています。また、ハイブリッド手術室も完成し、日帰り手術のためのデイサージェリーセンターも新たに開設されました。2022年度は中部地方では初となる肺移植が実施されています。今後も低侵襲医療のさらなる発展に貢献し、高難度手術の安全な提供を目指します。