頭頸部・甲状腺内視鏡センター

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センター内容

主な対象疾患

咽頭がん、喉頭がん、甲状腺・副甲状腺疾患(甲状腺良性腫瘍、甲状腺がん、バセドウ病、副甲状腺機能亢進症)など

センター紹介

咽頭がん、喉頭がんに対して、最新の内視鏡による早期診断を行い、内視鏡や手術支援ロボットを用いた負担の少ない経口的手術を行います。甲状腺・副甲状腺疾患に対しては、鎖骨の下やわきの下など目立たない場所から内視鏡を入れて手術を行います。メリットが多いこれらの術式のニーズの高まりも受け、頭頸部・甲状腺内視鏡手術センターを開設いたしました。

センターの2つの特徴

  1. 咽頭がん、喉頭がんの治療は飲み込み(嚥下)や声(発声)と密接に関係するため、早期診断と体への負担が少ない治療が求められます。当センターでは耳鼻咽喉科・頭頸部外科と消化器内科が連携し、最新の内視鏡を用いて咽頭がん・喉頭がんの早期診断を行っています。診断されたがんに対しては、がんの状態に応じて、Endoscopic Laryngo-Pharyngeal Surgery (ELPS)、Transoral Videolaryngoscopic Surgery (TOVS)などの内視鏡手術や、最新の手術用ロボット(ダビンチ)を用いた経口的ロボット支援手術を行います。世界でトップクラスの経験を有する術者が担当し、がんの状況に応じた適切な手術を行える国内で非常に数少ないセンターです。身体への負担が少なく、術後の食事摂取もスムーズに再開しやすいです。ELPSは消化器内科と耳鼻咽喉科・頭頸部外科が共同で実施し、その他の手術は耳鼻咽喉科・頭頸部外科が担当します。
  2. 甲状腺疾患に対する手術では首に約5~10cm程度、副甲状腺疾患に対する手術では約3~4cm程度の皮膚切開をして行うことが一般的ですが、甲状腺の病気は女性に多いこともあり、首の目立つ場所に傷が残る手術は整容面で問題となります。当センターでは、鎖骨の下やわきの下など目立たない場所に切開を加えて行うVideo-assisted neck surgery (VANS)という術式で手術を行います。傷も従来より小さく、また衣服で隠れる場所であるため整容性が高い特徴があります。耳鼻咽喉科・頭頸部外科並びに内分泌外科が担当します。

診療体制

耳鼻咽喉科・頭頸部外科外来において、頭頸部・甲状腺内視鏡手術外来(火、木)、内分泌外科において甲状腺内視鏡手術外来(月、火)を開設しております。咽頭がん・喉頭がんの早期診断については、耳鼻咽喉科・頭頸部外科外来ならびに消化器内科外来において随時内視鏡検査を行っています。
耳鼻咽喉科・頭頸部外科、内分泌外科、消化器内科が密に連携を取りながら診察、診断、手術、術後まで責任をもって診療にあたります。

高度な医療

咽頭がん、喉頭がんに対して、口の中から内視鏡を挿入して経口的切除するELPS、TOVS、また最新の手術用ロボットを用いたTORSを行います。甲状腺疾患に対して、内視鏡手術(VANS)を行います。これらは身体に負担の少ない非常に高度な医療です。全国からこれら手術を希望される方が受診されています。

設備等

オリンパス社フルハイビジョンビデオ内視鏡システム、オリンパス社拡大機能付き上部消化管内視鏡システム、富士フィルム社拡大機能付き上部消化管内視鏡システム、インテュイティヴ・サージカル社手術支援用ロボット「ダヴィンチ」