輸血部

病棟の場所 - 外来の場所 外来棟4階
Webサイト 輸血部Webサイト

部門内容

部門紹介

輸血部医師、臨床検査技師が専従で、24時間365日院内すべての血液製剤を管理しています。国内に先駆けて手術室内に輸血部スタッフが常駐する輸血部サテライトを設置し、手術患者に対する迅速・適切な血液製剤の供給を行っています。

目標理念

適正かつ安全な輸血医療を実践し、科学技術や学問の進歩が医学・医療にもたらす革新に対応すべく、先端医療提供・研究開発および教育を推進する。

業務内容

輸血検査(血液型検査、不規則抗体検査、交差適合試験)
自己血貯血(貯血式、回収式、希釈式)
末梢血幹細胞採取
HLA関連検査(HLA遺伝子型検査(classⅠ+Ⅱ)、抗HLA抗体検査(スクリーニング)、抗HLA抗体検査(classⅠ+Ⅱ, 同定))
輸血用血液製剤の院内調整(同種クリオプレシピテート作製、赤血球液分割)
血漿分画製剤の保管・管理

2023年度実績

輸血関連検査実績

項目 件数
血液型検査 20,995件
不規則抗体検査 21,509件
交差適合試験件数 9,481件
交差適合試験本数 17,870件

ABO血液型検査適正化(不必要な検査キャンセル)実績 

3,455件

HLA検査実績

項目 件数
HLA遺伝子型検査(ClassⅠ+Ⅱ) 117件
抗HLA抗体検査(スクリーニング) 249件
抗HLA抗体検査(ClassⅠ+Ⅱ,同定) 102件
HLAクロスマッチ 42件

輸血用血液製剤供給実績

輸血用血液製剤 供給量
赤血球液 24,554単位
新鮮凍結血漿 24,200単位
濃厚血小板 26,930単位

手術室輸血部サテライト実績

血液製剤 供給量
赤血球液供給 6,040単位
新鮮凍結血漿供給 7,501単位
濃厚血小板供給 4,540単位
フィブリノゲンPOC検査(件数) 64単位
 
 超緊急O型RBC供給 14単位

救命救急室輸血部管理製剤使用実績

輸血用血液製剤 供給量
超緊急O型RBC供給 332単位(68件)

輸血用血液製剤廃棄率

輸血用血液製剤 廃棄率
赤血球液 0.08%
新鮮凍結血漿 0.46%
濃厚血小板 0.04%

血漿分割製剤供給実績

血漿分画製剤 供給量
アルブミン製剤 99,250g
 免疫グロブリン製剤 30,996g

ベッドサイド輸血医療実績

項目 件数
輸血カード配布 66件
 輸血副反応観察 133件
 

包括的医薬品等管理システム運用実績

項目 件数
医薬品:ベタフェロン(本) 291
 医薬品:アブラキサン(本) 3,226
自己血:手術室回収式(件) 330
腹膜濾過濃縮(件) 27
 

細胞等保管・調整実績

項目 件数
貯血式自己血 202件
回収式自己血 330件(再掲)
希釈式自己血 0件
末梢血幹細胞採取・調整・保存 37件(自家26、同種11)
骨髄液採取・調整・保存 1件
同種クリオプレシピテート作成(本) 462件
赤血球液分割 67件

施設認証・有資格者等

認定輸血検査技師制度指定施設
臨床輸血看護師制度指定研修施設
日本輸血・細胞治療学会認定医制度指定施設
認定輸血検査技師
臨床輸血看護師
日本輸血・細胞治療学会認定医 
細胞治療認定管理師
学会認定・自己血輸血責任医師