臓器移植科

病棟の場所 C棟4階
臓器移植センター
外来の場所 A棟地下1階
臓器移植科外来
Webサイト 臓器移植科Webサイト

診療内容

主な対象疾患

慢性腎不全(糖尿病、慢性腎炎、腎硬化症、先天性腎疾患、SLE、等)、1型糖尿病、2型糖尿病、膵全摘後、慢性膵炎

目標・基本理念・基本方針

当科は、20129月に開設された診療科です。20107月に臓器移植法が改正され、わが国では現在年間100例近くの脳死下臓器提供事例があります。本院は東海・北陸地区の臓器提供、臓器移植の中心的施設で、腎臓移植、膵臓移植、肝臓移植に多くの実績を有しています。特に膵臓移植は全国一の症例数で、成績もトップとなっています。これまで、各診療科で個々に行ってきた臓器移植診療ですが、臓器の別を問わず移植医療には、術前の免疫学的診断、免疫抑制療法、生体ドナーの評価や安全性確保、倫理的問題など、多くの共通点があり一つの診療科で実施してゆくことは、患者さんの側からも多くのメリットがあります。当科では患者さんの安全性の追求と移植臓器の生涯の機能維持を目標として、技術の向上と移植前後の管理、外来フォローを行っています。病棟は臓器移植センター(C棟4病棟)で、種々の臓器移植の集学的治療を実現することが可能で、患者さんの安全性の確保や移植成績の向上につながると考えています。本年度より、肺移植、膵島移植が開始される予定です。

診療科の特色

生体腎移植のドナー手術を完全内視鏡下手術(後腹膜鏡下手術)を行い、健康なドナーからの腎臓摘出手術の安全性を確保し、痛みや創の大きさも小さく、術後5日で退院できます。脳死膵臓移植では、多くの症例経験から、最も合併症の少ない手術法、周術期管理法を導入し、全国一の成績をあげています。 全国の移植施設と密に連携し、常に新しい知見やプロトコールを導入し、成績改善に努めています。

診療科実績

2009年3月~2021年5月までの膵臓移植 92件(脳死膵臓移植90件、生体2件)で全国一位
2012年9月~2021年4月までの腎移植 187件(生体腎移植127件、献腎移植60件)

得意とする治療・高度な医療・特徴的な医療

当科では糖尿病に対する移植医療を得意として、腎移植、膵臓移植、膵島移植により、1型、2型糖尿病および糖尿病性腎症、腎不全に対し、最善の移植治療が選択できます。また生体腎移植ドナー(腎臓提供者)手術においては、内視鏡外科学会技術認定医により安全な内視鏡下腎臓摘出術を標準治療としています。腎移植、膵臓移植の成績も国内トップクラスを維持しています。