国内初 自動PCR検査ロボットを導入しました
藤田医科大学と川崎重工業株式会社は、大学施設内において、国内初となる川崎重工業製ロボットによる自動PCR検査システムを1月31日(日)に設置し、「川崎重工業株式会社 藤田医科大学内PCR検査センター」として、2月の実証実験を経て、衛生検査所登録後速やかに、1日最大2,500件のPCR検査を本格稼働させる事になりました。
先に、愛知県からのPCR検査増大化の要請に応え、2020年12月22日より大学1号館3階に新設した「藤田医科大学産学連携推進センター受託解析研究ユニット(PCR検査センター)」では、三河地区保健所(豊川、新城、西尾、衣浦東部)から検体を1日最大1,500件検査できる体制も既に稼働しています。
これらの施設を総合して、藤田医科大学では、愛知県の保健所、中部国際空港利用の渡航者、藤田3病院での受付検査等を合わせて1日当り最大4,000件となる国内施設最多レベルのPCR検査を行うことが可能になり、新型コロナウイルス感染症と戦う医療の最前線で、益々貢献できるようにしてまいります。
自動PCR検査システムの特徴
- PCR検査の時間短縮(80分以内での検査実現)
- ロボットによる無人化・自動化により、医師・医療従事者の負担軽減
- 安全性を確保し、簡易化・省人化により遠隔操作が可能。
- 省スペース対応
- コンテナとして移動も可能