| 病棟の場所 | B棟4E病棟 | 外来の場所 | B棟1階 外科外来内ブレストセンター |
|---|---|---|---|
| Webサイト | 乳腺外科Webサイト / 藤田医科大学 統合外科Webサイト | ||
診療内容
主な対象疾患
目標・基本理念・基本方針
目標
基本理念
基本方針
診療科の特色
当科は、年間約300例の乳癌手術の実施など、乳がんを中心に乳腺疾患全般の診断・治療を行っています。「患者さん一人ひとりに最適な医療を提供する」ことを信念に掲げ、当院の国内トップレベルの総合医療体制を活かした各分野専門家との連携によるチーム医療が大きな特色です。
乳がん切除と同時に乳房を再建する「一次乳房再建」は、形成外科と連携し積極的に行っています。さらに、ロボット支援下の手術や、皮膚・乳頭を温存する高度な術式にも対応し、がんの根治性と術後のQOL(生活の質)の両立を目指しています。
化学療法は、臨床腫瘍科、緩和医療科と連携し、専門薬剤師や看護師が常駐する「外来薬物療法センター」で、副作用対策や不安へのケア環境を整えるとともに疼痛管理やリンパ浮腫への保存的治療も実施しています
また、循環器、呼吸器などの持病を持つ方や高齢の患者さんも、関連診療科と並行して安心して乳がん治療を受けられる体制を構築しています。遺伝性乳がん卵巣癌症候群(HBOC)に対する予防的切除についても、最新の知見に基づいた幅広い選択肢を提示し、患者さんの生活を包括的に支援します。
得意とする治療・高度な医療・特徴的な医療
2025年4月、本邦で1例目となるダビンチSPを用いた乳頭乳輪温存乳房全切除術を実施しました(自費診療)。先端ロボット・内視鏡手術学講座と乳腺外科、形成外科がチームを結成して治療にあたっています。腋窩の3.5cmの切開創よりロボットアームを挿入し、病変と全乳腺を切除します。この切開部より同時に乳房再建を行います。この高度医療導入当初は一次二期再建のみ実施していましたが、現在までに一次一期再建を実施できるようにしました。ダビンチSPを用いた乳頭乳輪温存乳房全切除術と同時に行われる一次一期再建では、大胸筋表面(皮下)に医療用皮膚で被覆したブレストインプラント(人工乳房)を挿入します。もともとあった乳腺のスペースにインプラントを挿入することで、一回の手術で他の部位や筋肉を傷つけることなく乳房再建まで完了することが出来るようになりました(自費診療)。
診療実績(2025年)
| 項目 | 件数 |
|---|---|
| 原発性乳癌 | 310 |
| 1)乳房全切除術 | 229 |
| 2)皮膚温存乳房全切除術(組織拡張器による一次乳房再建) | 25 |
| 3)皮膚温存乳房全切除術(自家組織による一次乳房再建) | 9 |
| 4)乳頭乳輪温存全切除術(組織拡張器による一次乳房再建) | 2 |
| 5)乳頭乳輪温存乳房全切除術(自家組織による一次乳房再建) | 3 |
| 6)乳頭乳輪温存乳房全切除術(インプラントによる1次乳房再建) | 7 |
| 7)乳房部分切除術 | 29 |
| 8)腋窩リンパ節郭清術(SN陽性のため後日・オカルト癌) | 2 |
| 9)RFA | 4 |
| 再発乳癌 | 5 |
| 1)乳房全切除術 | 2 |
| 2)腋窩リンパ節郭清術 | 2 |
| 3)胸壁腫瘤摘出術 | 1 |
| 乳腺腫瘍摘出術 | 52 |
| 1)全身麻酔下腫瘍摘出術 | 5 |
| 2)局所麻酔下腫瘍摘出術 | 38 |
| 3)腺葉切除術 | 9 |
| リンパ節摘出術・リンパ節郭清術(乳癌以外) | 12 |
| 1)リンパ節摘出術 | 12 |
| その他 | 11 |
| 乳輪下膿瘍根治術・陥没乳頭形成術 | 2 |
| 遺伝性乳癌卵巣癌症候群に対する予防的乳房切除術 (対側乳癌とは別に実施) |
7 |
| 乳房部分切除後断端陽性に対する乳房切除(上記以外) | 2 |
| HBOC 予防的乳房切除(すべて乳癌手術時 対側乳房) | 6 |
| 乳房切除 | 6 |
| 一次一期乳房再建 | 19 |
| 自家組織 | 11 |
| 人工物(ロボット) | 8 |
| 一次二期乳房再建 | 14 |
| 自家組織 | 3 |
| 人工物 | 11 |
| ロボット支援下乳頭温存乳房全切除術+一次再建(自費) | 8 |
| 一次一期再建 | 8 |
| 術前化学療法症例 | 58 |
| StageIV(非手術症例) | 27 |


