産科・婦人科

病棟の場所 B棟3階、B棟MFICU、B棟4階 外来の場所 B棟2階 産科外来、婦人科外来
Webサイト 産科・婦人科Webサイト

診療内容

主な対象疾患

婦人科

子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん、絨毛性疾患、子宮筋腫,子宮腺筋症、卵巣腫瘍、子宮内膜症、骨盤臓器脱、他

産科

切迫流早産、前置胎盤、多胎妊娠、妊娠高血圧症候群、合併症妊娠、胎盤遺残、他

生殖

不妊症、不育症、着床前診断、他

女性医療

早期卵巣機能不全、更年期障害、先天異常、性感染症、他

目標・基本理念・基本方針

目標

良き医療人の育成
 

基本理念

「信頼される医療の実践」と「次世代に向けた医療の提供」

基本方針

全ての患者さんに高度で安全かつ安心な医療を提供することを目標とし、学術的な探究により診療エビデンスを構築しながら、次世代に向けた先進的医療を展開します。また、発展的かつ協調的なチーム医療を実践するとともに、豊かな人間性の構築と独創的な学究精神を持った謙虚で誠実な医師の育成に努めます。

 

診療科の特色

当教室では基幹病院診療科として、質の高い医療の提供とともに最新の知識、技能の習得に努め、さらに、次世代を担う若き医師の教育にも力を入れております。
臨床においては、①婦人科悪性腫瘍に対する徹底した集学的治療、②内視鏡・ロボット手術による低侵襲性治療、③ハイリスク妊娠に対する母体・胎児集中治療管理や出生前診断、④不妊・不育症に対する先端的遺伝子解析と高度生殖補助医療を中心に幅広く産婦人科診療に取り組んでいます。

得意とする治療・高度な医療・特徴的な医療

婦人科腫瘍に対する腹腔鏡・ロボット手術について

当院では豊富な内視鏡手術の実績をもとに婦人科腫瘍に対する腹腔鏡手術とロボット手術を実施しています。また、若年女性の子宮頸がんに対しては妊孕性温存治療である子宮頸部円錐切除術や広汎性子宮頸部摘出術を積極的に行っております。婦人科良性疾患や初期子宮体がん・初期子宮頸がんで手術を考えられている方は、是非ともご相談ください。  

出生前診断について

最新の医療機器を用いた胎児精密超音波検査は、患者さんやこれから生まれてくる胎児にとって、最適な医療を受けるための重要なプロセスともいえます。また、先進的な遺伝子・染色体解析技術による出生前検査も実施していますので、個々の疾患に対応した形態学的かつ遺伝学的出生前診断を提供できるものと考えています。 

着床前診断について

着床前診断は、重篤な遺伝性疾患の保因者であるご夫婦や、難治性不妊症や不育症のご夫婦に対して、体外受精時の受精卵より一部の細胞を採取し、原因となる遺伝子や染色体異常の有無を解析する方法です。我々は先端の遺伝子解析技術と豊富な経験を基に最新の着床前診断を行っております。

診療実績(2023年度)

項目 患者数
産婦人科外来患者(1日平均) 105
項目 件数
経膣分娩 263
帝王切開 353
腹腔鏡下手術 334
婦人科良性腫瘍手術 367
婦人科悪性腫瘍手術 141
項目 周期
体外受精(採卵・移植)数 335
項目 件数
ロボット支援下手術 105
1)ロボット支援下子宮全摘術(良性疾患) 71
2)ロボット支援下子宮体癌手術(悪性疾患) 23
3)ロボット支援下仙骨腟固定術(骨盤臓器脱) 11