お知らせ(整形外科)

お知らせ

“変形性膝関節症”の新たな治療法「APS療法」を導入

再生医療の一環として従来からのPRP療法に加えて2021年7月より“変形性膝関節症”に対する新しい治療法「APS療法」を実施しています。
APS療法(Autologous Protein Solution:⾃⼰タンパク質溶液)とは、抗炎症成分(IL-1やTNF-αなどの炎症性サイトカインを阻害する)など関節の健康に関わる成分を抽出したものを患部に注入する治療法のことで、膝関節内の炎症を抑え、痛みが軽減されることが期待されています。
従来の薬物療法やヒアルロン酸注射などの保存療法や膝を切開する手術とも異なる第三の治療法にあたるもので、海外では2000年頃からサッカー選手やメジャーリーガー、プロゴルファーのけがの治療などに使われています。近年日本においてもその治療法が注目されてきている再生医療の一つです。「保存療法で症状が改善されない」「手術にふみきれない」という方の新しい選択肢の一つとして広がりつつあります。

診療科より患者さんへ

現在、検査や治療をかかりつけのクリニック等で受けている方は、主治医のご相談のうえ、紹介状をお持ちになって受診していただくようお願いいたします。

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0562-93-2111(藤田医科大学病院 代表)