病棟の場所 | - | 外来の場所 | A棟2階 外来薬物療法センター内 |
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センター内容
主な対象疾患
病院内で診療対象となる悪性腫瘍すべてが対象になります。
センター紹介
藤田医科大学病院がんセンターは、2019年4月に大学内に設置された「がん医療研究センター」とのパイプ役を担うトランスレーショナルリサーチ部門(TR部門)や先端医療部門など7つの専門部門を設置し、2020年2月に病院内に設立されました。当センターは、診療科や臓器の垣根を越えた横断的かつ統合的ながん診療を行い、大学病院内がんセンターの強みを生かし、併存疾患や合併症のケアにも丁寧に対処する隙のない診療を提供し、各部門が連携して革新的な診断・治療法を患者さんにご提供することを目標に掲げております。
センターの3つの特徴
- ゲノム診療時代の今後を見据えた質の高いがんゲノム医療を提供します。
具体的には下記のような診療を具現化してまいります。
- 保険診療によるがんゲノム診断
- 院内で手術を受けられたがん患者の院内ゲノム診断(NextSeq2000を用いたPleSSision Rapid検査)
- 診療科間、臓器疾患のバリアを取り除いた診療クラスターを構築します。
具体的には
- 各診療クラスターによる迅速な対応により、診断から治療までの期間の短縮を図ります。
- 難治性がんや希少がんなどへの集学的治療にも迅速な対応を可能にいたします。
- 臨床につながるトランスレーショナル研究部門を設け、基礎研究の優れた成果を次世代の革新的な診断・治療の開発を行います。
診療体制
がんゲノム外来
消化器外科・内科、呼吸器外科・内科、乳腺外科、産婦人科、脳外科、泌尿器科、臨床腫瘍科に所属する経験豊富な医師が、専門分野の経験を生かしつつ、横断診療を可能とするバリアフリーな体制でがんゲノム外来を行っております。
高度な医療
- 院内で手術を受けられたがん患者の院内ゲノム診断として、NextSeq2000を用いたPleSSision Rapid検査を施行できる体制を整えております。
- 得られた遺伝子変異解析の結果、従来の保険診療では認可されない薬剤(本邦では認可されている薬剤に限定)を使用すれば病状の改善が見込める可能性がある場合には、個別化医療の実現の観点から、エキスパートパネルやキャンサーボードでの協議を経て、適応外薬剤使用によるオフラベル医療を施行できる環境を整えています(た薬剤を含めた診療費用は「自費診療」になることが原則です)。
設備等
病院内に最新の次世代シークエンサーである「NextSeq2000」を配備し、院内ゲノム診断が可能です。